ソフトウェア・ファーストを読んで

どうも、y-onoです。昨今は、新型コロナウイルスのニュースばかりですね。

さて、2019年末にKindle版の本書を購入しまして、Evernoteをスクラップブック代わりに、気になった箇所を写経したり図表を貼り付けたりしてました。

私もSIer側に身を置くエンジニアとして、この本を読んで非常に危機感を感じざるを得ませんでした。システムは作って終わり、あとは維持・管理していく保守を続けるSIerビジネススキームに安穏としている間に、世の中は目まぐるしく変わってしまいました。

SIerがDXで変革を起こすには、組織も事業も大きく変わることも求められていますが、丸投げに慣れてしまった体質は現状から変わることについて強いハレーションを伴います。もはや、SIerにはDX自体が相容れないものように感じました。

と悲壮感ばかり漂うのですが(笑)、個人的には今後のキャリアパスを考えるにあたっても、SIerだからこそ読んで欲しいオススメの一冊です。