平成31年度春期試験プロジェクトマネージャ試験は不合格でした

こんにちわ、y-onoです。平成最後のプロジェクトマネージャ試験は、ひと通り解答できたので、ある程度手応えを感じていたのですが、結果は惨敗でした。

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振り返り

準備期間は約2ヶ月ほど。主に午前2の過去問をひたすら反復。反省点は、午後対策が不十分だったことと、出題者の意図を汲み取れなかったことでしょうか。

午前1

私は免除でしたので、省略。

午前2

これは過去問を復習だけ結果が出ますね。100点を目指しても勉強時間を有益に使えないので、普段の反復で8割取れればOKかと。計算問題は、解き方だけ理解するようにしています。

午後1

私は午後1の出題者と仲良くなれる自信がないですね。。午後1のセオリーとして、出題文に対しての解答については、その文節以前に記載されているものと、PM知識を前提としたものと、大きく2パターンに分かれます。ですが、出題者の意図を汲み取る過程において深掘りしてしまうと、余計な先入観が付いてしまい、どんどん出題者の意図から外れてしまうようです。

具体的に見て行くと、、

問1.設問1 f:id:YusukeOno:20190625080742p:plain

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IPAの解答例としては、「リスクを特定し、今後の対応を計画するため」でした。

私は、この文脈から、「F課長が何か具体的にリスクを特定したために詳しくヒアリングした」という、先入観を生んでしまい、その背景を問題文から読み取ろうとしたのですが、もちろんそういった記述はなく、解答に大きなタイムロスを生じてしまいました。

文脈に従ってシンプルに解答すべきなのか、PM知識を問うているのか、この判断をする必要があるとすると、午後1という試験は経験が邪魔をするように感じられます。

午後2

論述しやすそうな問1を選択しましたが、結果採点対象外。。

コストをどのように監視し、コスト超過が懸念される兆候を何から察知し、その懸念に対してPM知識や経験からどのように原因を分析し対策を立案したのか。これらにPMっぽい用語を散りばめて、既定文字数は達成したんですがねぇ。

総括

繰り返しになりますが、文脈に従って解答する読解力パターンと、PM知識を問うているパターンのいずれかなのかを見極める力が必要なのかもしれません。

あと、筆記用具ですが、午前のマーク式と、午後の記述・論述式とで、鉛筆の濃さを変えた方が良いのかもしれません。鉛筆が濃いと消しゴムで消したあとが汚れがちだったりするので、自分の字を誰かに読んでもらうのが良いのかもしれません。

IPAの試験は、日本語の試験なんだっけな。。)

最後に

IPA発表ですが、プロジェクトマネージャ試験の関連ドキュメントに置いて一部改訂があるようです。

www.jitec.ipa.go.jp

差異を見ると、各種用語がPMBOKでも馴染みある用語に変わったというのが第一印象です。他にも「変化に適応して」や「組織の戦略と価値創生」といったアジャイルの雰囲気も匂わせているので、午後1や午後2あたりでアジャイル開発を想定した出題があるのかもしれませんね。

来年も合格を目指して頑張ります。