プロダクトマネージャーとして不確実性に挑む -正しいものを正しくつくる- に参加してきました。

こんにちは、y-onoです。

2019/7/11に開催されたDevLOVEコミュニティ主催のイベント「プロダクトマネージャーとして不確実性に挑む -正しいものを正しくつくる-」に参加してきました。

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参加したキッカケ

私の普段の業務はウォーターフォール開発をメインでやっているSIerでして、役割としてはプロジェクトマネージャになります。

最近は、プロダクトマネージャを界隈としたアジャイル開発にも興味津々でして、愛読書でもある「カイゼン・ジャーニー」の著者である市谷さんの講演と、「駅すぱあと」で有名なヴァル研究所の篠原プロデューサの講演ということで、応募締め切り間際に滑り込みで参加しました。

篠原さんより講演

当日スライド(ゼロからはじめるProduct作り)はこちら。

www.slideshare.net

Productを作りにあたり、不確実性からは逃れらないので、「わからないもの」を「わかるようにする」。つまり、「わからないこと」を減らし、「わかること」(検証したナレッジ)を増やしていくことが、次の一歩の「基準」となること。

この考え方(不確実性に対するアプローチ)は、やはりアジャイルだなぁと思います。

市谷さんより講演

当日スライド(プロダクトプレナーシップ)はこちら。

www.slideshare.net

プロダクトオーナー(PO)とプロダクトマネージャ(PdM)の違い。

POは、特にユーザー体験の最適化に重心を置く。PdMは、特にビジネス価値の最大化に重心を置く。 だが、POに意思決定が集中しがち。練度が低いままだとしたら、プロダクトは、ビジネスは、ユーザーは、どうなる?→ボトルネックになる。なので、POを民主化する。プロダクトを作り出して行くために、人の意識と知恵を集結させる力、「引力」が必要。=「プロダクトプレナーシップ」

プロダクトオーナーの思考を見える化して、メンバーが共有するのはいいことだと思います。たまに、このプロダクトってなんだっけ?と思えることも少なくないので。。

篠原さん、市谷さんの対談

プロダクトづくりの不確実性にどう立ち向かうか?プロダクトの仮説を見える化し、プロダクトバックログ見える化し、チームの共通理解とする。そのためのツールが「GuildHub」。現在はベータ版ですが、ヴァル研究所の篠原さんも、業務で利用されているとのこと。

lp.guildhub.jp

短い時間でしたが、有意義なお話が聞けたかと思います。運営の皆さん、会場提供のオイシックス・ラ・大地さんありがとうございます。

あと、市谷さんの新書「正しいものを正しくつくる」も購入させていただきましたので、ゆっくり読ませていただきたいと思います。

beyondagile.info