Associate Cloud Engineer(Google Cloud 認定資格)合格しました

はじめに

こんにちは、y-onoです。2019年5月20日に、Google Cloud認定資格であるAssociate Cloud Engineerに合格しました。ですが、2019年2月3日に不合格になりました。GCPは、仕事では全く扱っていません。当該期間は、週50時間ほど仕事しているSIerによる、趣味で合格を目指した記録です。

試験記

会場手前で持参物を確認したところ受験票を忘れたことに、開始20分前に気がつき、急遽コンビニに駆け込んで、ネットワークプリントサービスに登録して、受験票をプリント。

受験開始5分前に駆け込んだので、係員(試験官)さんに次はもっと早く来るようにと注意を受けて、渡された説明事項のプリントを読む時間もそこそこに受験ルームに入室を促される。受験室は20台くらいのパソコン。5〜10人くらいが受験中。試験時間は120分のところ、残り10分くらいで試験提出。問題間で読み込みが発生する間(4〜5秒くらい)は、試験時間はカウントストップする模様。試験結果については、その場で試験合否が表示されました。係員(試験官)さんは、結果について把握していない様子。

出題内容で印象に残った点

VPCまわり。既存のネットワークに、内部IPで疎通できるサブネットを加えたいとか。 Ingress、上り、サーバに対してインターネットから入ってくる通信。 Egress、下り、サーバーからインターネットに出て行く通信。

K8sも。コマンドラインで出来ることの整理が必要。Dockerfileのデプロイ方法。pod、service。HAproxyって?アイドル時の最小インスタンスは設定値は?

IAMまわり。サービスアカウントと役割。Goolgeが推奨する方法とはどれか?

Cloud Shellから出来ること、Webコンソールの整理が必要。1〜4の手順の中で、最も少ない手順で実施するには?という文脈での出題が特に出題数が多い印象。「え、それってできるの?」という選択肢も含まれているかも。

課金周り 料金の支払いを集約するには。 課金データは、Big Queryにエクスポートして分析することができる。 課金量に予算を設定し、閾値を超えるとアラートを出すことができる。 もちろん予算を超えた場合の閾値もできる。

ストレージサービス関係。用途に応じた cold lineかnear lineの選択。regionとmulti region。

GCE関係。 ヘルスチェックに関する出題。 コマンドライン(gcloud)で出来ることの整理。 そして、gcloud と gsutilのコマンド違いについて。

構築済みGCEに対して、GPUを有効にする方法とは?

エフェメラルIPは短命なIPのこと。

AppEngineはスタンダード環境、開発環境でテスト完了したプロダクトを、新しいバージョンで本番環境にリリースする手順。

Cloud Composerとは?

試験対策でやったこと

出題範囲を把握すること

cloud.google.com

クラウドの構築経験があっても、出題範囲を押さえておくべきです。現時点では、過去問や参考書といった情報が少ないので、確実にどのサービスに対して出題されるかマトを絞っておきたいです。

実際にGCPを使ってみること

GCPにも無料枠があるので、積極的に活用しました。実際に手を動かしてみることで、他のクラウドとの違いも把握できますし、GCPならではの特徴も体験できます。特にGoogleがおすすめしている使い方やベストプラクティスは一通り試しておきました。

https://goo.gl/k2i1iX

このスライドのGCE編、GKE編、App Engine編は、実際にGCP上で試すと良さげです。

Coursera(コーセラ)によるオンライン講座を受講すること

動画(英語音声に日本語字幕)と模擬試験で理解度を確認していくオンライン講座です。月額で5,000〜6,000円でした。模擬試験は、四択ではなく、複数回答問題もあるので、実試験とはちょっと趣が異なりました。オンライン講義はボリュームがあるので、休日に数時間程度受講するだけでは、修了できないかも。社会人であれば、業務時間内に時間が確保できる人向きでしょうか。

試験対策でやらなかったこと

書籍を購入すること

これは個人的なポリシーなのですが、書籍は買いませんでした。というのも、2019年5月現在、試験対策本はなく、GCPの初心者向けのリファレンス的な書籍しか見つけられませんでした。この内容であれば、Webでも十分ですし、紙媒体である書籍は置き場所に困るので、購入は見送ることにしました。

メリハリをつけて勉強すること

性格なのかもしれませんが、飽きっぽいので常に蓄積した情報が目に入る環境を意図的に作ることを心がけました。日々コンスタントに勉強することが大事。なぜならば、社会人は勉強に割ける時間が限られていますし、歳をとると短期記憶能力が衰えてくるので、長期記憶に入れることを心がけました。なので、集中して勉強することを意図的に避けました。この点は、良し悪しがあるかと思います。

まとめ

2年間限定の認定資格ですが、自分の努力がコミットできてよかったです。

あと、Qiitaの記事を見るとAssociate Cloud Engineerに合格すると、認定グッズがもらえたとのレポートもありますが、私の場合はそういった案内はありませんでした。GoogleのFAQを見ると、規約が変わったのかもしれません。

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