#JBUG (東京#11) 盛夏のLT大会に参加してきた

どうもy-onoです。前回のJBUG(東京#10)に引き続き、2019年8月6日に開催された #11「盛夏のLT大会」に参加してきました。

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jbug.connpass.com

目次

Opening

会場提供の株式会社ウフルさんから、enebularの紹介。

enebular(エネブラー)とは、一言でいうと「IoT開発プラットフォーム」。機器同士のデータ連携を可視化して、それらのつながりを自在に組み替えられるNode-RED(オープンソース)をベースにしているようです。こういったIoT機器の連携ををノンプログラミングで可視化できるってすごいですね。

会場オフィスは開放感があってとってもオシャレです。

LT#1 ギルド集団DAKARA生まれたプロマネ

登壇者は、広報LT(PRLT)から、うっちーさん(@kayouchi_job)とさえきちさん(@saeki151)

コンテキストが異なる人たちをどのようにまとめてきたか。

それは、モチベーションをあげる工夫。褒める文化、完成度高いグッズで一体感、役割は自分で決める(やらされ感ゼロ)。

そして、仕事を任された側で意識できること。それは、疑問形はなくDOで話す。迷う時は選択肢を用意しつつ自分の意思を伝える、ヘルプを求める時は詳しく。Slackのごにょごにょチャンネルを活用。

イベント以外の余力を持ちたい(うっちーさん)、テーマ検討から会の開催までできるように(さえきちさん)がこれからのチャレンジ。

speakerdeck.com

LT#2 Backlogを業務に展着させるまで悪戦苦闘した半年間

登壇者は、鍋島理人さん(@nabemasat)。

テーマは「Backlogを業務に展着させるまで悪戦苦闘した半年間」ということで、Backlogを浸透・定着させるために苦心した話です。

とあるビジネスイベントのプロマネとなった登壇者。当初はSlackだけだったが、タスクが見えてこない。なので、Backlogを活用し、Slackと併用したが、BacklogとSlackと情報がごちゃちゃ。タスクの具体化がしづらい状況に。

そこで、Backlog定着作戦として、運用ルールをBacklogのウィキに明文化。課題状況の定義、課題のコメントルール、些細なルールもWikiに集約した。

次にやったのは、Slackの 治 安 自 治。Slack警察として、タスクや課題をSlackに書こうとする人を、Backlogへ促すようにした。情報のHubとしてBacklogをスポークとしてSlackを、と役割を分けるようにし、両者を課題キーで繋ぐようにした。課題キーは、ユニークなのでシノニムを防ぐ。

このような記録を残す習慣付けが大事。Backlogの導入は目的ではなく手段。目的は、メンバーが楽しく仕事をすること。

LT#3 コトバから紐解くプロジェクトマネジメント

登壇者は、たかくさん(@half_moon0419)。

www.slideshare.net

リーダーはデスクで待つな。オフィスを歩け。」(赤井誠、日本ヒューレットパッカードPM)

この言葉に代表されるように、PMたるもの積極的にコミュニケーションを取り、自らが現場で何が起きているのかを把握する必要がありますね。

LT#4 非エンジニアがフルリモートエンジニアチームをマネジメントしてたら母になった話

登壇者は、mznさん(@mznmgm52)。

登壇者の業務内容は、プロダクトへの要望を選別してBacklogに課題を立てて、エンジニアをアサインする、SaaSプロダクトのディレクター。プロジェクトの数が猛烈に増えているけど、エンジニアはほぼリモートでなかなかコミュニケーション取れない。でも、エンジニアの言ってることがよくわからないこと多すぎ。

なので、ひたすら勉強した。コミュニケーションした(合宿&飲み会)。オフライン推奨。

結果、CTOからのありがたいお言葉。

水野さんは全エンジニアの母です」(Slackにて)

「母になった」とLTタイトルにあるので、よくある(?)結婚しました話かと思ったら、いい意味で裏切られましたw

LT#5 「ビジネス動画」製作サービスの基盤

登壇者は、Yasukouchiさん。

企業向け動画製作とBacklog。動画製作ってイメージが共有しづらいので、過去事例をBacklogで共有化。さらにSalesForceとも連携している。

エンタープライズ向けサービスは、厳格なスケジュール管理を求められるので、Backlogと相性がいい。

タスクフォース型共同作業プロジェクトが多いので、コラボレーション基盤として、Backlogと相性がいい。

動画製作はテンプレート型プロジェクトとなるので、過去事例の参照・引用として、Backlogとの相性がいい。

編集データのマネジメントのため、修正や更新履歴の管理として、Backlogとの相性がいい。

LT#6 Backlogの使用経験と中国におけるプロジェクトマネジメントツール事情

登壇者は、MannyQianさん。

日本ではごく当たり前に使えているツールでも、中国では利用できないものがある。例えば、Google関係のツール。あとFacebookもだめ。Backlogは規制されていないので、OK!

中国では、Excelとチャットツール(WeChat)が主流。Ding Talkアリババはビデオ・音声電話にて使用。でも、これらのツール同士は特に連携していない。

背景として、中国国内のIT環境の変化が激しい、優秀なIT人材が多い。今後は著作権の意識が高まり、良い製品は売れるのでは?とのこと。

LT#7 新任コミュニティマネージャーの気持ち

登壇者は、谷山さん(@shoki_taniyama)。

2代目CM(コミュニティマネージャ)が語るBacklogのコミュニティが目指したい姿について。

それは、参加者全員が「仲良く純粋に楽しむ」こと!三週間に一度は、全国のどこかでイベントを開催しており、今後の重点箇所は、「京都」「東北」「四国」!合言葉は「We are the world!」

www.slideshare.net

最後に

映えあるLT大会の優勝は、「LT#4 非エンジニアがフルリモートエンジニアチームをマネジメントしてたら母になった話」でした!初LTとのことでしたが、それを感じさせない意外性や、エンジニアさんと視点を同じにしようとする実直ながんばりが評価されたものと思います。

そして、Backlog World 2020の情報も解禁となりました。閏年の2月29日(土)です!こちらも要チェックです!

jbug.info

公式ツイートまとめ

togetter.com